\documentclass[a4j,11pt]{jsarticle} \usepackage{float} \usepackage{array} %--------------------------------------------------- % ページの設定 %--------------------------------------------------- \setlength{\textwidth}{160truemm} \setlength{\textheight}{250truemm} \setlength{\topmargin}{-4.5truemm} \setlength{\oddsidemargin}{0.5truemm} \pagestyle{empty} \setlength{\headheight}{0truemm} \setlength{\parindent}{1zw} \newcolumntype{b}{!{\vrule width 1pt}} \newcommand{\bhline}{\noalign{\hrule height 1pt}} \begin{document} \begin{center} \huge{卒業研究計画書} \end{center} \begin{flushright} 提出締め切り:9月29日(金) \end{flushright} \begin{table}[H] \centering \begin{tabular}{bp{7.5truecm}p{7.5truecm}b} \bhline 卒研名 & 指導教授 \\ \multicolumn{1}{br}{ちゅうおうじ卒研} & \multicolumn{1}{rb}{印} \\ \bhline 研究課題 & \\ \multicolumn{2}{bp{15.5truecm}b}{象の卵} \\ \bhline 研究者(氏名、学籍番号) & \\ \multicolumn{1}{br}{統計太郎} & 11D7106090N \\ \bhline 共同研究者氏名 & \\ \multicolumn{2}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} aaa\\ bbb \end{minipage} } \\ & \multicolumn{1}{rb}{(*)共同研究の場合、代表者に◯印} \\ \bhline \end{tabular} \end{table} 1 研究の概要 \begin{table}[H] \vspace{-1em} \centering \begin{tabular}{bp{15.5truecm}b} \bhline 1−1 研究課題の社会的・産業的なニーズ\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} 本研究の目的は、象の卵の殻について、生物、化学、物理、工学などの 方面から多角的に調べることである。 象の卵の殻は、80kgを超える体重の子象と、 その栄養源である卵黄の大きな質量を支えるだけではなく、 卵を暖める親の象の体重も支える必要がある。 このため、象の卵の殻は、体重の軽い鳥類の卵の殻とは本質的に異なる構造を持っていると 考えられる。\end{minipage}} \\ \bhline 1−2 卒業研究の技術的なポイント・特徴\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} 今まで、研究者は皆「ほ乳類は卵を産まない」という生物学のいわゆる「常識」に 捕われ、象が卵を産むなどということはあり得ないと考えていた。 しかし、ほ乳類は文字通り、産まれた乳幼児に乳を与える動物の総称であり、 産まれる過程を規定しているわけではない。 象のように大きな動物にあっては、体内に大きな胎児をかかえて移動するよりは、 卵を産んでそれを暖め、ふ化してから乳を与えて育てる方が効率的である。 したがって、今までの「常識」を打ち砕く新たな観点が、この研究の独創的な点である。 \end{minipage}} \\ \bhline 1−3 類似の研究や先行する研究\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} クジラの卵の場合は、高い水圧に耐える必要があるため、堅固の構造となっているはずであり、 これが解明されれば、将来、深海潜水艇への応用も効く。 しかし、シロナガスクジラの生息範囲が広い、海に潜っている時間が長い、 生息数も減っている、などの原因により、 卵を見つけることができなかった。 \end{minipage} } \\ \bhline 1−4 卒業研究での到達目標\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize}象の卵を見つけ、殻の仕組みを解明する。 \end{minipage}} \\ \bhline 1−5 卒業研究の成果によって期待される社会的・産業的な効果\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} 象の卵の殻の仕組みが解明されれば、 \begin{itemize} \item 殻の原子レベルでの構造とC$_{60}$やナノクラスターとの関連の研究(物理)、 \item 人工的に象の殻を作り、車の車体などに応用できる(工学) \end{itemize} など、科学、社会への影響は計り知れない。 \end{minipage} } \\ \bhline \end{tabular} \end{table} \newpage \noindent 2 研究の計画 \begin{table}[H] \vspace{-1em} \centering \begin{tabular}{bp{15.5truecm}b} \bhline 2−1 配属後、調査・勉強したこと(文献資料、ソフトウェアなど)\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} [1] 寺村輝夫、「ぼくは王様 - ぞうのたまごのたまごやき」 \end{minipage} } \\ \bhline 2−2 今後必要な調査・勉強・実験・評価\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} 象の卵の ES 細胞の培養、象のクローンの生成などは行わない。象個体を現地から持ち出すことはないので、ワシントン条約ならびに生物多様性条約に抵触しない。また、組換え実験は行なわないので、カルタヘナ議定書にも抵触しない。 \end{minipage} } \\ \bhline 2−3 研究計画\\ \bhline (10月)\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} まず世界の動物園を巡り、象舍に卵が隠されていないか、探す。 \end{minipage} } \\ \bhline (11月)\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} アフリカに行き、空と地上から象の卵を探す。 アフリカ象は気性が荒いが、サバンナの方がジャングルよりも見通しが効くので、 インドよりもアフリカを先に探索する。 \end{minipage} } \\ \bhline (12月)\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize}インドとタイに行き、ジャングルに隠されている卵を探す。 ジャングルの場合は空からは探しにくいが、象使いも多く、象の背中に乗って 象の視点から探索することができる。 さらに、気だての優しいインド象ならば 卵の在処を教えてくれる可能性もある。 \end{minipage} } \\ \bhline (1月)\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} 間もなく、ノーベル賞受賞予定。 \end{minipage} } \\ \multicolumn{1}{brb}{ \begin{minipage}{\hsize} 19(金)抄録集原稿提出  26(金)卒業論文提出 [予定] \end{minipage} }\\ \bhline \end{tabular} \end{table} \newpage \noindent 3 個人としての位置づけ \begin{table}[H] \vspace{-1em} \centering \begin{tabular}{bp{15.5truecm}b} \bhline 3−1 この研究課題を選んだ理由\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} 私は、今までの世界観を全く変える発見をしたい。 \end{minipage} } \\ \bhline 3−2 自分の将来の「夢」の実現にむけた位置づけ\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} あくせく金を稼ぐ普通の仕事ではなく、じっくりと研究と野球に取り組める研究職しかない。 私が理想とする研究者は、三四郎の友人でもある、野々宮宗八である。 \end{minipage} } \\ \bhline 3−3 卒業研究を進める上での希望\\ \multicolumn{1}{bp{15.5truecm}b}{ \begin{minipage}{\hsize} 私が理想とする研究者、野々宮宗八は俗世間の現実に煩わされることなく、地下の実験室で黙々と光の圧力の測定に取り組んでいる。彼こそが、真の研究者である。 自分の長所は、まじめで賢いことである。 \end{minipage} } \\ \bhline \end{tabular} \end{table} \end{document}